8月15日の米国株式市場でNYダウは4日ぶりに反落。
7月の小売売上高が前月比0.7%増加し、市場予想の0.4%増を上回った。
利上げ打ち止め観測が後退し、長期金利が上昇したため、株式は売られた。
格付け会社フィッチ・レーティングスのアナリストが、米銀行業界の経営環境に関する格付けが現在の「AAマイナス」から「Aプラス」に引き下げられれば、JPモルガン・チェースを含む70超の米銀行の格付けの見直しを余儀なくされると語ったことも投資家心理を冷やした。
JPモルガン・チェースやバンク・オブ・アメリカ、シティグループなどが売られた。
中国の経済指標が予想を下回ったことを受けて、ダウケミカルや3Mが売られた。
NYダウ工業平均は前日比361ドル(1.02%)安の34,946ドル。ナスダック総合指数は前日比157ポイント(1.14%)安の13,631。S&P500指数は前日比51ポイント(1.16%)安の4,437。
NYダウ採用銘柄はダウケミカルやシェブロン、インテルなどが売られ、上昇はアムジェンとホームデポのみ。