8月16日の米国株式市場は続落。
7月25日~26日に開催されたFOMC議事要旨が公表され、「大部分の参加者はインフレには大きな上振れリスクがあり、さらなる金融引き締めが必要となる可能性があると引き続き見ている」とあったため、金融引き締め長期化への警戒感から売られた。
ナスダック上場でNYダウに採用されているインテルは、イスラエルの半導体メーカー、タワーセミコンダクターの買収計画を撤回したため売られた。中国が承認しなかったことが理由。
米中対立が警戒され、AMDも売られた。
テスラは中国で値下げを発表し、価格競争への警戒感から下落した。
NYダウ工業平均は前日比180ドル(0.52%)安の34,765ドル。ナスダック総合指数は前日比156ポイント(1.15%)安の13,474。S&P500指数は前日比33ポイント(0.76%)安の4,404。
NYダウ採用銘柄はインテル、ウォルグリーン、キャタピラーなどが売られ、トラベラーズやホームデポ、メルクなどは買われた。上昇は6銘柄、下落は24銘柄。