8月5日の米国株式市場は大幅続落。NYダウは一時1,237ドル安となった。
日本株の暴落を受けて、リスク資産圧縮の動きが強まった。
NY証券取引所ではイーライリリーやバークシャー、バンク・オブ・アメリカ、JPモルガン・チェースが売買代金上位で買われ、株安による消費の冷え込みが警戒され、ビザとマスターカードも売られた。
ナスダックでは、エヌビディアは次期人工知能(AI)半導体が設計上の不備で遅れることをマイクロソフト側に通知したと報じられ、売られた。3カ月以上遅れる可能性があるという。
NYダウ工業平均は前日比1,033ドル(2.60%)安の38,703ドル。ナスダック総合指数は前日比576ポイント(3.43%)安の16,200。S&P500指数は前日比160ポイント(3.00%)安の5,186。
NYダウ採用銘柄は全面安で、下落率上位は3M、P&G、キャタピラー、ウォルマート、ホームデポなどの景気敏感セクター。