8月9日の米国株式市場は続落。
10日に7月消費者物価の発表を控え、動きにくい様子。
オンラインゲーム・プラットフォームのロブロックスは4~6月期の赤字拡大で急落した。
パランティアテクノロジーズやセールスフォースなどハイテク株が安く、JPモルガン・チェースやバンク・オブ・アメリカなど金融株も下落した。
NY原油先物が続伸となり、エクソン・モービルは買われた。
ナスダックではエヌビディアやAMDが売られた。
9日に発表された大統領令は、半導体や量子コンピューティング、人工知能(AI)分野の一部の中国企業への米国の投資を規制するため、重しとなった。
スーパー・マイクロ・コンピュータは7~9月期の見通しが物足りないという見方から急落した。
NYダウ工業平均は前日比191ドル(0.54%)安の35,123ドル。ナスダック総合指数は前日比162ポイント(1.17%)安の13,722。S&P500指数は前日比31ポイント(0.70%)安の4,467。
NYダウ採用銘柄はセールスフォースやインテル、ゴールドマン・サックスなどが売られ、ダウケミカルやハネウェル、キャタピラーなどが買われた。上昇は9銘柄、下落は20銘柄。