9月6日の米国株式市場は下落。
8月の雇用統計で非農業部門雇用者数は前月比14万2千人増と市場予想の16万人増を下回り、7月は11万4千人増から8万9千人増に下方修正された。
景気悪化が警戒され、融資の焦げ付きや大幅利下げによる預貸利ザヤの悪化懸念で、バンク・オブ・アメリカやJPモルガン・チェース、ウェルズファーゴといった金融株が安い。
ナスダックではブロードコムが決算発表で示した第4四半期の売上高見通しがアナリスト予想に届かず大幅安となり、エヌビディアやアルファベット、クアルコム、マーベルテクノロジーなども売られた。
テスラが反落した。
NYダウ工業平均は前日比410ドル(1.01%)安の40,345ドル。ナスダック総合指数は前日比436ポイント(2.55%)安の16,690。S&P500指数は前日比94ポイント(1.73%)安の5,408。
NYダウ採用銘柄はアマゾン、アメリカン・エキスプレス、ボーイングなどが売られ、トラベラーズやマクドナルド、ビザなどは買われた。上昇は5銘柄、下落は25銘柄。