9月5日のNYダウは下落、ナスダックは小反発。
8月のADP全米雇用報告で民間雇用者数は前月比9万9千人増と、市場予想の14万5千人増を下回った。7月分は12万2千人増から11万1千人増に下方修正した。
6日に発表される8月の雇用統計が警戒され、NYダウは一時455ドル安となった。
NY証券取引所ではイーライリリーとバークシャーが売られ、メルクが買われた。
ナスダックではエヌビディアはバンク・オブ・アメリカのアナリストが下落によって買いの好機が「強まった」としたため反発した。
テスラは「完全自動運転(FSD)」と呼ぶ先進運転支援システムを来年1~3月に中国と欧州で投入する計画が好感された。
AMDは反落し、スーパー・マイクロ・コンピュータは続落となった。
NYダウ工業平均は前日比219ドル(0.54%)安の40,755ドル。ナスダック総合指数は前日比43ポイント(0.25%)高の17,127。S&P500指数は前日比16ポイント(0.30%)安の5,503。
NYダウ採用銘柄はコカコーラ、アムジェン、ユナイテッドヘルスなどが売られ、アマゾンやメルク、アップルなどが買われた。上昇は5銘柄、下落は25銘柄。