9月7日の米国株式市場はNYダウ小反発、ナスダックは4日続落。
週間の新規失業保険申請件数は21万6千件で、市場予想の23万4千件を下回り、4週連続の減少となった。
NY証券取引所ではイーライ・リリーやジョンソン&ジョンソン、ユナイテッドヘルスといったディフェンシブ株が買われた。
一方、アップルは続落となった。中国当局が機微な内容を扱う部門を対象にiPhoneの使用禁止を拡大し、政府系機関や国有企業にも適用することを計画していると報じられた。
AMDやクアルコム、アナログ・デバイセズ、アプライド・マテリアルズなど半導体関連が売られため、ナスダックは4日続落となった。
NYダウ工業平均は前日比57ドル(0.17%)高の34,500ドル。ナスダック総合指数は前日比123ポイント(0.89%)安の13,748。S&P500指数は前日比14ポイント(0.32%)安の4,451。
NYダウ採用銘柄はインテル、アムジェン、ユナイテッドヘルスなどが買われ、アップルやウォルグリーン、ナイキなどが売られた。上昇は14銘柄、下落は16銘柄。