大引けの日経平均は159円安の2万6,237円、TOPIXは14ポイント安の1,854ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は342、下落銘柄数は1,447。出来高は10億4,287万株、売買代金は2兆4,558億円。
今晩の米国で9月消費者物価指数の発表を控え、日本株は下落した。
前回8月の消費者物価指数ではコア指数の上昇が加速したため、1%の利上げ観測が意識され、NYダウは1,276ドル安の3万1,104ドルと急落したため、今回も様子見姿勢となった。
昨日まで物色されていた日本航空やANA、JR東海などのインバウンド関連は利益確保の売りに押された。
このところ幹部社員の退職増加や自社株買いに関するインサイダー疑惑が報じられた日本電産は年初来安値を更新した。
三菱商事が4日続落、レノバが続落。
一方、東京エレクトロンやSCREENは4日ぶりに反発となった。
東芝(6502)は優先交渉権を与えた企業連合が非上場化に向けた買収額として2兆8千億円を想定と報じられたことが話題となった。
トレジャーファクトリーは通期の業績予想と配当予想を上方修正し、自社株買いも発表したため急騰した。
業種別下落率上位は空運、サービス、電力ガス、陸運、不動産で、上昇は鉱業、ゴム、海運、水産農林、輸送用機器。(W)