TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 英国新首相決定で欧米株上昇を好感。日本電産やSBG、海運が高い。中外薬は下落。香港株は荒い値動き
速報・市況2022年10月25日

☆[概況/大引け] 英国新首相決定で欧米株上昇を好感。日本電産やSBG、海運が高い。中外薬は下落。香港株は荒い値動き

大引けの日経平均は275円高の2万7,250円、TOPIXは19ポイント高の1,907ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,353、下落銘柄数は406。出来高は10億4,008万株、売買代金は2兆7,990億円。
英国の首相にスナク元財務相が就任することで、英国の財政運営が安定の期待から欧州株が反発し、米国株にも買いが波及した。
日経平均は続伸して始まり、前日に急落した香港株が反発したことも安心され、後場は一段高となった。
だが、香港株は値動きが荒く、米国株高が支えとなったが、中国新指導部の経済対策への不安と人民元安は重荷となった。
東証プライム市場では日本電産が決算堅調で買われた。ソフトバンクグループや海運株が上昇し、エーザイは年初来高値を更新。
円谷フィールズは業績上方修正で大幅高となった。
前日に業績上方修正と増配発表で急伸したオルガノは大幅続伸。
円安進行に伴い、日本よりも海外で働く方が高収入になることから、海外に職を求める人が増えるという見方で英会話レッスンのレアジョブ(6096)が物色された。
一方、中外製薬は売られた。野村証券では、血友病治療薬の「ヘムライブラ」について会社側が2023年12月期の在庫調整の可能性を挙げたことはサプライズと解説している。
トランコムは通期予想を減益予想に下方修正し大幅安となった。

業種別上昇率上位は海運、ゴム、石油、電機、情報通信で、下落業種はなし。(W)

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