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コラム2022年12月27日

【本日のマーケット】12月27日(火)

12月27(火)のマーケット                                                                   

12月26日の米国株式市場は休場。

プライム市場では、高島屋の上方修正と中国の入国時強制隔離の撤廃計画で、三越伊勢丹やOLCやJAL、資生堂、パンパシフィックなどインバウンド関連が軒並み高。日経平均は高寄りしたが、クリスマス休暇明けの米国株の出方が見守られ、上げ幅を縮めた。ペプチドリームはメルクに続き、イーライリリーともライセンス供与を発表し急騰。銀行株が堅調。アドバンテストやイビデンなど半導体関連が売られ、シルバーライフは第1四半期決算の訂正で急落。

スタンダード市場では、ワークマンが続伸となり、日本オラクルはSMBC日興証券による投資評価の引き上げで注目された。瑞光は株主優待制度の導入で急騰。買取王国が高い。そのほか中国関連のラオックスが上昇。一方、セリアはSMBC日興証券が投資評価を下げたため売られた。

グロース市場では、ANYCOLORが安値圏から続伸となり、調整していたM&A総研も切り返した。インバウンド関連のHANATOURも高い。エディアは新作NFTアイドルプロジェクトを発表したことで買われた。半面、スカイマークは反落し、ビーブレイクシステムズが調整。

チャート上では、上ヒゲを伴う安値引けの陰線。ギャップアップで一気に5日移動平均線(2万6,396円)を飛び越えたが、上値は伸びきれず。クリスマス休暇明けの米国市場の動向が気になるところ。

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時価総額順位で見る2022年相場
日本証券新聞12月28日(水)紙面1面TOP記事掲載

メガバンク&大手商社軒並み躍進 東エレク、日電産陥落が象徴的

年末カウントダウンが進むなか、27日の日経平均は約2週ぶりの続伸となった。もっとも、前夜の海外主要市場がクリスマス休暇とあって、様子見ムードから上値の重さが意識される展開。日経平均42.00円高と言っても、ファーストリテイリング1銘柄の上昇寄与度が56円台に達している。ちなみに、そのファーストリテだが、日経平均ウエートの高いグロース系値がさ株の多くが低迷を強いられたこの1年で、昨年末比上昇率26%強に達し、時価総額ランキングも17位から8位へと上昇。ベストテン返り咲きとなっている。

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今日の市況概況
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12月27日(火)☆[概況/大引け]

日経平均は値を消した。高島屋の上方修正と中国の入国時強制隔離の撤廃計画でインバウンド関連は高い

大引けの日経平均は42円高の2万6,447円、TOPIXは7ポイント高の1,910ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,293、下落銘柄数は471。出来高は8億8,908万株、売買代金は1兆9,955億円。
高島屋(8233)が通期業績予想の上方修正を発表したことに加えて、中国が入国時に義務付けているホテルでの強制隔離政策を来年1月8日に撤廃すると発表したため、インバウンド関連が軒並み高となった。

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