先日妹が出産し、このたび立派な“オバさん”となりました竹中三佳です。出産前に何か少しでもサポートができないかと妊婦さんの口コミサイトで発見したのが、電解質と糖質の配合バランスを考慮した、大塚製薬の経口補水液「OS―1(オーエスワン)」です。

「飲む点滴」とも呼ばれ、軽度から中等度の脱水状態時に水・電解質を素早く補給できる病者用食品。感染性腸炎や感冒による下痢・嘔吐(おうと)・発熱を伴う脱水状態、過度の発汗による脱水状態、高齢者の経口摂取不足による脱水状態などに適しているので、実は以前から毎夏、熱中症対策として祖父母の家に送っていました。

サイトに多く寄せられていた「つわりや陣痛、夏の授乳での脱水時など、産前産後に重宝した」という書き込みを見て、妊婦さんも飲用できることを初めて知り、ペットボトルタイプとゼリータイプを1ケースずつ注文しました。結果、妹だけでなく、父がゴルフに、母がバレーボールの練習にと夏のスポーツシーンで大活躍。かくいう私も、典型的な夏バテによる胃腸障害を引き起こし軽度の脱水症と診断され、現在OS―1のお世話になっています。

今年3月に味とパッケージが新しくなり、よりすっきりと飲みやすくなったOS―1。ラニーニャ現象の発生で史上最も暑くなるといわれている今夏、上昇する気温と比例して売り上げを伸ばすことができるのか、姪っ子の成長とともに注目しています。

【編集記者Yのコメント】
大塚製薬を擁する大塚ホールディングス(4578)の株価は7月12日高値(5,059円)をピークに調整が続きます。ただ、今月9日に予定される決算発表では通期業績予想の増額修正が期待されているほか、一部証券が今秋、日経平均への採用を予想していることもあり、これ以上の深押しの可能性は低そうです。


[本紙8月8日付1面]