5月4日の米国株式市場は4日続落。
パックウエスト・バンコープは身売りや増資などの経営再建策を検討していると報じられ、急落した。
ウエスタン・アライアンス・バンコーポレーションも身売りや事業売却を検討の観測報道で大幅安。
ファースト・ホライズンはカナダのトロント・ドミニオン銀行と昨年発表していた合併計画の取り消しに「双方が合意した」ことを明らかにしたことで売られた。
eコマースのショッピファイは、第1四半期決算の売上高が予想を上回ったことや、物流事業の大部分をフレックスポート社に売却することで合意したと発表したことで急騰した。
ナスダックではメタ・プラットフォームズやクアルコムなどが売られた。
アドバンスト・マイクロ ・デバイセズ(AMD)は人工知能(AI)プロセッサーの分野への進出を、マイクロソフトが協力していると報じられ反発した。
NYダウ工業平均は前日比286ドル(0.86%)安の33,127ドル。ナスダック総合指数は前日比58ポイント(0.49%)安の11,966。S&P500指数は前日比29ポイント(0.72%)安の4,061。
NYダウ採用銘柄はディズニー、ホームデポ、キャタピラーなどが売られ、インテルやアムジェン、ダウ・ケミカルなどは買われた。上昇は6銘柄、下落は24銘柄。