5月25日の米国株式市場でNYダウは5日続落、ナスダックは3日ぶりに反発。
格付け機関のフィッチ・レーティングスは、米国債の格付けは「AAA」を維持しているが、格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げた。
これを受け、NYダウは一時213ドル安となったが、バイデン大統領が債務上限の交渉は妥結するだろうとの認識を示したことで、後半は一時プラスとなる場面もあった。
クラウド技術を活用したビッグデータの保管・分析サービスを提供するスノーフレイクは、5~7月期の売上高見通しがアナリスト予想に届かず急落した。
ナスダックは反発したが、エヌビディアが大幅高となり、AMDやブロードコムも買われた。
NYダウ工業平均は前日比35ドル(0.11%)安の32,764ドル。ナスダック総合指数は前日比213ポイント(1.71%)高の12,698。S&P500指数は前日比36ポイント(0.88%)高の4,151。
NYダウ採用銘柄はインテルやベライゾン、ウォルグリーンなどが売られ、マイクロソフトやシスコシステムズ、ゴールドマン・サックスなどが買われた。上昇は13銘柄、下落は17銘柄。