大引けの日経平均は260円高の3万1,148円、TOPIXは18ポイント高の2,149ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は948、下落銘柄数は806。出来高は13億8,403万株、売買代金は3兆5,971億円。
米国議会下院で債務上限「棚上げ」法案が可決し、日経平均はいったん上げ幅を縮めたが、後場は再び堅調となった。
米国の債務不履行がなくなったため、米国債を保有する三菱UFJが高い。
ソフトバンクグループは運用しているビジョンファンドがAI関連に投資しているので、最近のAI関連株による株式市場の席捲を受け、投資成果が期待された。
三菱商事などの商社が反発。
新光電工(6967)は富士通による売却に対して海外投資ファンドが応札を検討と報じられ、一時ストップ高となり、売却益期待で富士通も上昇した。
一方、イビデンは利食い売りに押され、大平洋金属は大和証券がレーティングを「3」→「4」に下げたことで下落した。
業種別上昇率上位は銀行、卸売、精密、情報通信、空運で、下落率上位はゴム、紙パルプ、繊維、水産農林、金属。(W)