大引けの日経平均は16円安の3万3,485円、TOPIXは0.5ポイント安の2,293ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は761、下落銘柄数は1,006。出来高は15億6,906万株、売買代金は4兆3,825億円。
解散総選挙の観測を支えに日経平均は一時264円高となったが、終盤は前日の終値水準に押し戻され小反落となった。
ただ、相場上昇を受け、証券株が高い。
海運大手3社は野村証券が運賃回復は後ずれだが、それでも株価は割安と解説したことで買われた。
ソシオネクストとアドバンテストが反発。
HIS(9603)は2~4月期が13四半期ぶりの営業黒字転換となったことで上昇した。
一方、レーザーテックとソフトバンクグループは売られ、楽天グループは安値更新。
エーザイは3日続落となり、ペプチドリームやそーせいといった医薬品株も安い。
Vチューバーグループ運営のANYCOLORは今期の利益予想がアナリスト予想に届かなかったことで下落した。
業種別上昇率上位は証券、海運、ノンバンク、機械、ガラス土石で、下落率上位は医薬品、小売、紙パルプ、陸運、電力ガス。(W)