TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] FOMCを控え小動き。日経平均採用期待の銘柄と低PBR銘柄は堅調。米レイセオン関連は下落
速報・市況2023年7月26日

☆[概況/大引け] FOMCを控え小動き。日経平均採用期待の銘柄と低PBR銘柄は堅調。米レイセオン関連は下落

大引けの日経平均は14円安の3万2,668円、TOPIXは2ポイント安の2,283ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は775、下落銘柄数は945。出来高は12億6,862万株、売買代金は2兆7,807億円。
日経平均は3万2,500円の水準では下値抵抗を見せ、前日終値水準に戻したが、米国FOMCの結果発表を控え、小動きだった。
こうした中、秋の日経平均の定期銘柄入れ替えで、採用期待が抱かれているレーザーテックとソシオネクストは堅調だった。
その他、低PBR銘柄の神戸製鋼と三菱製紙、東京電力も高い。
ソースネクストは「ポケトーク」がソフトバンクと業務提携し大幅高となった。
一方、米RTX(旧レイセオン・テクノロジーズ)は傘下のプラット&ホイットニーの航空機エンジンで使用されている高圧タービン用粉末金属部品について、耐久性が想定を下回る可能性が判明したため、エンジンと部品の検査と交換作業を行うと発表した。
この航空機エンジンの共同事業体に参加しているIHI(7013)や川崎重工も負担が生じる可能性があるため、売られた。

業種別上昇率上位は紙パルプ、電力ガス、医薬品、陸運、化学で、下落率上位はゴム、その他製品、輸送用機器、鉱業、海運。(W)

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