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速報・市況2023年8月9日

☆[概況/大引け] 反落。ダイキンやダイフクが大幅安。神戸製鋼は大幅高

大引けの日経平均は172円安の3万2,204円、TOPIXは9ポイント安の2,282ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は763、下落銘柄数は1,004。出来高は15億9,355万株、売買代金は3兆8,471億円。
米国株反落を受け日経平均も反落となった。
ソフトバンクグループは赤字決算で売られた。
ダイキンは欧州でヒートポンプ暖房の販売台数が減少し大幅安となった。
ダイフクは受注減少で、シスメックスはアナリスト予想を下回りで急落した。
一方、神戸製鋼は配当性向を引き上げ大幅高となった。
アドバンテストなど半導体関連が反発。
ミズノとアシックスは大幅増益で急騰した。
鹿島は建設事業受注高が前年同期比62%増となり大幅高。
中国政府が日本への団体旅行解禁の観測で空運と百貨店が買われた。
大阪ソーダは第1四半期が45%営業減益だったが、アナリスト予想を大幅に上回ったことでストップ高となった。
レオパレス21(8848)は賃料引き上げ、コスト抑制で第1四半期が大幅増益となったことで買われた。ただし、2020年に債務超過を解消するために、米投資ファンドのフォートレスから資金を調達しており、新株予約権付きローンを300億円発行しているため、希薄化リスクがある。
新株予約権付きローンは11月から早期弁済が可能で、資金調達は現預金や銀行借り入れ、あるいはその組み合わせを検討中とコメントした。

業種別下落率上位は鉱業、ゴム、機械、銀行、証券で、上昇率上位は空運、その他製品、医薬品、鉄鋼、陸運。(W)

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