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概況/米国市場2023年8月12日

8月11日の米国株式市場でNYダウは続伸したが、ナスダックは反落

8月11日の米国株式市場でNYダウは続伸したが、ナスダックは反落。
7月の卸売物価指数が前年同月比0.8%上昇し、予想の0.7%上昇を上回った。6月は同0.1%上昇から0.2%上昇に改定された。
インフレ圧力の根強さが意識され、NYダウは反落して始まったが、すぐに上昇に転じた。
ジョンソン&ジョンソンや医薬品のイーライ・リリーなどのディフェンシブ株が買われた。
国際エネルギー機関(IEA)が月報で、年内の世界石油需要が増加するとの見通しを示したためNY原油先物が反発し、エクソン・モービルを始めとしたエネルギー関連株も買われた。
一方、ディズニーと物流のUPSは反落した。

ナスダックではエヌビディアとAMDが売られ、スーパー・マイクロ・コンピュータも利益確保の売りに押された。

NYダウ工業平均は前日比105ドル(0.30%)高の35,281ドル。ナスダック総合指数は前日比93ポイント(0.68%)安の13,644。S&P500指数は前日比4ポイント(0.11%)安の4,464。

NYダウ採用銘柄はシェブロン、メルク、アメリカン・エキスプレスなどが買われ、ディズニーやボーイング、ダウケミカルなどは売られた。上昇は22銘柄、下落は8銘柄。

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