9時9分時点の日経平均は274円安の3万1,350円、TOPIXは18ポイント安の2,234ポイント。
米国株3日続落と中国恒大集団が17日に米連邦破産法15条の適用をニューヨークの連邦破産裁判所に申請したと報じられたため、日経平均も3日続落の始まり。
ただ、中国恒大集団の破産は時間の問題とみられていたので、狼狽売りも限定的な様子で、日経平均は350円安を安値にやや下げ幅を縮めた。
ソニーグループやダイキン工業、ファーストリテイリングが売られ、中国関連の安川電機が安く、インバウンド関連の三越伊勢丹も下落。
神戸製鋼は大和証券によるレーティング引き下げが響いた。来期は土地売却益がなくなることで減配を予想している。
サンケン電気は野村証券が目標株価を下げた。
一方、三菱重工(7011)はみずほ証券による投資判断の引き上げが好感された。
商社は野村証券による目標株価の引き上げで小反発。
T&K TOKAはTOB(株式公開買い付け)が発表され、買い気配。
住友理工は東海東京調査センターがレーティングを引き上げた。
業種別下落率上位は小売、精密、ノンバンク、電力ガス、サービスで、上昇は鉱業と石油。(W)