8月29日の米国株式市場は3日続伸。
7月の求人件数が882万7千人と、6月修正値の916万5千人から低下し、市場予想の946万5千人を大きく下回った。
8月のコンファレンスボード消費者信頼感指数は106.1と7月修正値の114.0から低下し、市場予想の116.0を下回った。
これらを受けて、金利が低下し、株式は買われた。
オラクルはUBSが投資判断を引き上げ、ベライゾンはシティが投資判断を引き上げた。
ナスダックではエヌビディアやテスラが高い。
ビットコインが大幅高。連邦控訴裁判所は、暗号資産(仮想通貨)投資大手のグレースケール・インベストメンツがビットコイン信託を上場投資信託(ETF)に転換しようとした申請を、証券取引委員会(SEC)が却下したことについて、再考すべきだとの判決を出した。
ビットコインのETFの上場承認に向けて追い風となるという見方で、ビットコインが買われ、仮想通貨取引所の運営会社のコインベースは急騰した。
NYダウ工業平均は前日比292ドル(0.85%)高の34,852ドル。ナスダック総合指数は前日比238ポイント(1.74%)高の13,943。S&P500指数は前日比64ポイント(1.45%)高の4,497。
NYダウ採用銘柄はベライゾンやアップル、ナイキなどが買われ、シェブロンとコカコーラ、マクドナルドなどは売られた。上昇は27銘柄、下落は3銘柄。