大引けの日経平均は56円高の3万2,371円、TOPIXは7ポイント高の2,379ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,314、下落銘柄数は477。出来高は15億8,606万株、売買代金は3兆9,250億円。
米国景気悪化懸念で続落して始まり、日経平均は朝方一時3万2,000円を下回ったが、金利低下を受けて下げ幅を縮め、大引けにかけて小反発に転じた。配当金の再投資への期待が下支え要因となった。
医薬品は反発。
レーザーテックとメルカリは日経平均への組入れ実施を控え上昇した。
サイボウズは8月の月次営業利益が前年同月比52%増で上昇した。
メドレー(4480)はUBS証券が新規に「Buy」と発表し、プラスアルファ・コンサルティングは野村証券が新規に「Buy」と評価したことで買われた。
一方、海運が反落し、電力が売られ、鉄鋼も安い。
米ナイキの決算発表接近でアシックスが下落し、ミルボンはUBS証券が格下げした。
業種別上昇率上位は医薬品、ノンバンク、不動産、情報通信、石油で、下落率上位は海運、電力ガス、鉄鋼、その他製品、機械。(W)