10月12日の米国株式市場は5日ぶりに反落。
9月の消費者物価指数が前年同月比3.7%上昇と、市場予想の3.6%上昇を上回ったため金利が上昇した。
12月のFOMCで利上げを実施し、来年は長期にわたり高水準を維持するという観測から米国株は反落した。
30年国債の入札で需要が低調だったため金利が一段と上昇し、NYダウは一時349ドル安となった。
NY証券取引所ではデルタ航空やボーイングが売られた。
ナスダックではテスラやスーパー・マイクロ・コンピュータが下落した。
ブロードコムはVWウェアの買収について、中国が承認する意向と伝わり買われた。
NYダウ工業平均は前日比173ドル(0.51%)安の33,631ドル。ナスダック総合指数は前日比85ポイント(0.63%)安の13,574。S&P500指数は前日比27ポイント(0.62%)安の4,349。
NYダウ採用銘柄はボーイングやマクドナルド、ハネウェルなどが売られ、ウォルグリーンやナイキ、アムジェンなどが買われた。上昇は12銘柄、下落は18銘柄。