大引けの日経平均は656円安の3万1,659円、TOPIXは35ポイント安の2,273ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は191、下落銘柄数は1,606。出来高は13億5,453万株、売買代金は3兆3,487億円。
イスラエルによる地上侵攻リスクや、イランがイスラエルに警告したことが警戒され、日経平均は続落となり、一時751円安となった。
イランがイスラエルに対して直接軍事行動を起こすと、戦火が周辺地域に拡散する可能性や、イランに対する米欧の制裁強化のリスクが警戒された。
原油高で空運が売られた。電鉄は燃油特別付加運賃(燃料サーチャージ)が認められていないということが弱点で安い。
居酒屋などを運営しているDDグループは業績上方修正したが、材料出尽くし感からストップ安となった。
ベイカレント・コンサルティングは(6532)は増益決算だったがストップ安となった。コンサルタントの増員で業績は拡大したが、手数料の単価は横ばいとなっているため、従来ほど単価引き上げができる状況ではなくなりつつあることが気掛かり要因となった様子。
一方、石油関連は買われ、良品計画は今期の利益計画が好感された。
中古車買取・販売店のIDOMは6~8月期がアナリスト予想を超過したことで買われた。
業種別下落率は陸運、空運、サービス、ゴム、機械で、上昇は鉱業、石油。(W)