11月30日の米国株式市場でNYダウは3日続伸で年初来高値を更新した。
セールスフォースは通期予想を上方修正したことで大幅高となり、スノーフレークも決算を受けて買われた。
医療保険のユナイテッドヘルスは2024年見通しを発表し、アナリスト予想を上回ったことが好感された。
一方、サンフランシスコ連銀のデイリー総裁が「現時点では利下げについて全く考えていない」と述べ、ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁も「インフレ圧力が続けば再び利上げの可能性もある」と発言したため、金利が上昇した影響でナスダックは続落となった。
エヌビディアやAMDが安い。
抗がん剤「Elahere」を手掛けるイミュノジェンは、バイオ医薬品のアッヴィが買収することで合意したため大幅高となった。
NYダウ工業平均は前日比520ドル(1.47%)高の35,950ドル。ナスダック総合指数は前日比32ポイント(0.23%)安の14,226。S&P500指数は前日比17ポイント(0.38%)高の4,567。
NYダウ採用銘柄はセールスフォース、ユナイテッドヘルス、ボーイングなどが買われ、インテルやウォルマート、シェブロンなどが売られた。上昇は25銘柄、下落は5銘柄。