TOP NSJマクロマーケット 概況/為替市場 6月4日の外国為替相場では、ドル・円が上昇。ロンドン時間では信用不安の高まりからリスク回避目的のドル売りが優勢となりドル・円は一時104円50銭台まで弱含みで推移した。ただその後は米ADP雇用統計が市場予想を上回る増加となったことでドル買い意欲が高まり104円90銭まで下げ幅を縮小。ニューヨーク時間に入り、5月のISM非製造業景況指数が市場予想を上回ったことで105円30銭前後の高値まで反発。米株安を受け上昇一服も、バーナンキFRB議長によるインフレ警戒発言を受け利下げ打ち止め観測が強まったことを受け再び105円20銭台まで上げ幅を拡大し取引を終えた。東京時間午前8時25分現在は、1ドル=105円27銭程度での推移。