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速報・市況2024年1月10日

☆[概況/後場寄り] ゲーム関連にはオイルマネーの買い期待

12時49分時点の日経平均は634円高の3万4,397円、TOPIXは32ポイント高の2,445ポイント。
任天堂(7974)が高い。
サウジアラビアの政府系ファンド、パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)がコーエーテクモHD株を買い増したことが9日付の大量保有報告書で判明した。
サウジアラビアは、石油依存からの脱却を目指して近年エンターテインメント分野に国を挙げて投資している。投資先はサッカーやゴルフといったスポーツ、アニメ、漫画、ゲームなど多岐にわたるという。
サウジアラビアの首都・リヤド近郊で開発中の娯楽都市「キディヤ・シティ」内に、ゲームとe-Sportsの特区が設立されると昨年12月に報じられた。
これらにより、サウジアラビアの政府系ファンドは、任天堂を買い増しているのではないかという思惑が意識された。
後場は東映が昨年来高値を更新した。
第一三共が高いが、抗TROP2抗体薬物複合体(ADC)の「ダトポタマブ デルクステカン(Dato-DXd)」は、非小細胞肺がんとHR陽性/HER2陰性乳がんに対するフェーズ3試験に成功しているため、2024年以降に収益化を遂げる可能性が高まったと期待されている。

業種別上昇率上位はその他製品、精密、医薬品、電機、輸送用機器で、下落は海運、鉄鋼、鉱業。(W)

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