12時40分時点の日経平均は232円高の3万7,101円、TOPIXは3ポイント高の2,565ポイント。
大和証券の集計によると、2月8日までの決算発表で、10~12月期の経常利益は21.3%増で、増益寄与が大きかったのは、ハイブリッド車販売の好調等から輸送用機器、値上げが進展し燃料コストが下落した電力ガス、国内預貸金利益の拡大から銀行だったという。減益寄与が大きいのは海運運賃が下落した海運。
決算発表を受けて業績予想上方修正は本格化するとみられ、上方修正傾向が続く可能性が高いとみている。
2023年度会社計画は前年度比9.8%経常増益とアナリスト予想の13.2%増益を下回り保守的。特に繊維、ゴムが保守的だという。
後場の日経平均は前引けに比べて上げ幅を広げた。
ソフトバンクグループは大幅高で、ダイキン工業と東京エレクトロンが高い、
日清紡(3105)は今期の業績見通しで買われた。
一方、川崎重工は業績悪化で売られた。
業種別上昇率上位は非鉄、金属、小売、鉱業、石油で、下落率上位は海運、繊維、電力ガス、陸運、空運。(W)