TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 再び下げ幅を広げた。JTやメルカリが安い。タツモはストップ高。セグエとイトーキはストップ高買い気配
速報・市況2024年2月14日

☆[概況/前引け] 再び下げ幅を広げた。JTやメルカリが安い。タツモはストップ高。セグエとイトーキはストップ高買い気配

前引けの日経平均は317円安の3万7,646円、TOPIXは37ポイント安の2,574ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は194、下落銘柄数は1,439。出来高は9億8,262万株、売買代金は2兆7,231億円。
日経平均は一時138円安(3万7,825円)まで下げ幅を縮めた場面もあったが、再び下げ幅を広げた。
アームの大幅反落を受けて、ソフトバンクグループも反落し、JTは今期の減益予想で売られた。
メルカリは10~12月期の調整後コア営業利益が減益だったため急落した。
SMCが半導体業界向けが低調で通期予想を下方修正したため安い。
米国でエヌビディアは反落したが、エヌビディアの21日の決算発表までは物色が続くという見方やこれまで買いそびれていた投資家からの買いが入り、東京エレクトロンやSCREEN、アドバンテストは朝方の反落からすぐに持ち直した。
タツモ(6266)はパワー半導体向けの貼合装置と剥離装置の引き合いが強く、好決算で増配が続く見通しを示したためストップ高となった。
セキュリティ製品の輸入販売のセグエ(3968)は2月末の株主に対して、1株を3株にする株式分割を発表しストップ高買い気配となり、イトーキ(7972)は株主優待制度の新設でストップ高買い気配となった。

業種別下落率上位は紙パルプ、鉄鋼、不動産、非鉄、輸送用機器で、上昇は海運、その他製品。(W)

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