9時9分時点の日経平均は677円高の3万8,841円、TOPIXは34ポイント高の2,625ポイント。
米国株が続伸となり、日経平均も続伸の始まり。
トヨタ、ソフトバンクグループ、アドバンテスト、楽天グループが買われ、キヤノンや三井物産、第一三共も高い。
野村証券では、株高加速の背景としては、(1)政府が損保に要請した「持ち合い株売却」が日本企業全体のトレンドになり得る、(2)Q3決算では自社株買いアナウンスが積極的、(3)日銀が利上げを急がない姿勢を明示、と好材料が重なった。(4)日本経済のデフレ体質脱却への期待、(5)中国株からのシフト、といった昨年来の株高ストーリーも衰えていないと解説している。
アダストリア(2685)は、衣料品で自前の企画開発から撤退したイトーヨーカ堂に供給することで買われた。しまむらにも連想買いが入った。
JIAは東海東京調査センターが投資判断を引き上げた。
ソニーグループは小幅続落となり、トレンドマイクロは決算が計画未達で売られた。
業種別上昇率上位は石油、鉱業、卸売、保険、医薬品で、下落は水産農林。(W)