前引けの日経平均は55円安の3万8,751円、TOPIXは15ポイント高の2,676ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,061、下落銘柄数は530。出来高は8億8,965万株、売買代金は2兆1,538億円。
米国でエヌビディアが続落となった影響で、東証でもアドバンテストを始めとした半導体関連株が続落となり、日経平均は反落し、取引開始直後に287円安の3万8,519円となったが、TOPIXが小幅高に戻り、日経平均も下げ幅を縮めた。
大和証券では、本日は半年前のTOPIXザラ場高値9月15日(終値高値は19日)の信用期日で、7月3日高値の日経平均が年初から上昇した様に、今日以降はTOPIX型の上値が軽くなってもおかしくないと述べた。
半導体関連株と海運株が安く、Vチューバーグループの「にじさんじ」を運営しているANYCOLORは11~1月期が営業減益で急落した。
一方、東京電力は大幅続伸。斎藤経済産業相が来週前半にも、新潟県の花角知事に再稼働への地元同意を求める方向で最終調整していると新潟日報が報じた。
NY原油先物続伸で石油関連株が続伸となり、商社株も高い。
遠心分離機メーカーの巴工業(6309)は好決算で大幅高となった。
雪印メグミルクはみずほ証券が投資判断を引き上げた。
業種別下落率上位は海運、繊維、ノンバンク、その他製品、電機で、上昇率上位は鉱業、石油、卸売、電力ガス、輸送用機器。(W)