TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 反落。海運やBIPROGY、M&A仲介が売られ、レーザーテックは大幅高。JIAがストップ高
速報・市況2024年5月1日

☆[概況/大引け] 反落。海運やBIPROGY、M&A仲介が売られ、レーザーテックは大幅高。JIAがストップ高

大引けの日経平均は131円安の3万8,274円、TOPIXは13ポイント安の2,729ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は439、下落銘柄数は1,160。出来高は16億2,301万株、売買代金は4兆7,091億円。
米国で賃金インフレ警戒に伴い利下げ開始時期が遅れるという予想から米国株が反落し、日経平均も反落した。ただ、日経平均は3万8000円の大台を割り込まなかったことや、FOMCの発表前にポジション解消の買い戻しも入り、下げ幅を縮めた。
海運株が反落。
BIPROGYはストップ安。SMBC日興証券ではBIPROGYの2025年3月期の利益計画は控えめで、27年3月期までの経営方針に関しては、株主還元や資本効率目標が分かりにくい印象とコメントした。
日本M&Aセンターは戦略投資(マーケティング、採用等)により経常利益率低下の見通しが示されたことで大幅安となり、ストライクやM&A総研など他のM&A仲介会社も揃って売られた。
一方、レーザーテックは受注拡大で大幅高となった。
JIAは好決算でストップ高。
スクウェア・エニックスは家庭用ゲーム機とPC向けゲームソフトで、コンテンツ制作勘定の廃棄損として特別損失約221億円を計上する見込みと発表したため、今後の収益性改善への期待で買われた。
自治体DX関連のアイネス(9742)は、前期にコロナワクチン接種予診票データ入力業務や給付金の問い合わせ対応などの反動で営業減益となったが、今期の業績改善計画で買われた。

業種別下落率上位は海運、証券、石油、ガラス土石、鉄鋼で、上昇は陸運、水産農林、電力ガス、食品、電機。(W)

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