12時38分時点の日経平均は104円高の3万8,751円、TOPIXは10ポイント高の2,752ポイント。
日本では日本証券業協会が5月29日に発表予定の4月のNISA統計が注目されているが、国内年金の持ち高調整の売りやMSCI指数の5月31日終値でのリバランスに伴い、約1,950億円の資金流出観測が気掛かり要因となっている。
米国では休場明けの5月28日に、証券取引の決済期間を短縮し、決済日を約定日の翌日とする「T+1」が始まる。金融機関や機関投資家、為替の絡む海外投資家などに混乱が生じる恐れもあり、為替への影響が懸念されている。
後場の相場は第一三共が上げ幅を拡大し、タムロン(7740)も物色された。
東京海上など保険株も高い。
一方、メドレーは年初来安値となった。
業種別上昇率上位は保険、電力ガス、海運、非鉄、石油で、下落率上位は水産農林、精密、倉庫運輸、空運、サービス。(W)