5月28日のNYダウは下落したが、ナスダックは小幅続伸で最高値を更新した。
コンファレンスボードが発表した5月の消費者信頼感指数は102.0と、4月の97.5(速報値は97.0)と市場予想95.9を上回った。
12カ月後のインフレ期待は5.4％と4月の5.3％から上昇した。

2年債と5年債の入札が低調だったため、金利が上昇し、NYダウは下落した。
ビザやジョンソン＆ジョンソンが売られ、デルとゲームストップは買われた。

ナスダックは小幅続伸となり、最高値を更新した。
イーロン・マスク氏が設立した人工知能(AI)企業のxAIが60億ドル(約9,400億円)を調達したと発表したが、エヌビディアのGPU(画像処理半導体)「H100」を使い、スーパーコンピューターを構築することを目指していると報じられたため、エヌビディアは買われた。

テスラは反落。

NYダウ工業平均は前日比216ドル(0.55％)安の38,852ドル。ナスダック総合指数は前日比99ポイント(0.59％)高の17,019。S＆P500指数は前日比1ポイント(0.02％)高の5,306。

NYダウ採用銘柄はメルクやアムジェン、マクドナルドなどが売られ、ホームデポやインテル、シェブロンなどが買われた。上昇は10銘柄、下落は20銘柄。