大引けの日経平均は347円安の3万8,490円、TOPIXは39ポイント安の2,748ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は363、下落銘柄数は1,246。出来高は17億1,743万株、売買代金は4兆6,224億円。
日経平均は続落。米国の10年債利回りは4日連続の低下となり、日本の長期金利が1%を下回ったため、保険や銀行が売られ、不動産は買われた。
レーザーテックは、空売り専門の投資家のスコーピオン・キャピタルが空売りしているとX(旧ツイッター)に投稿した。
ロンドン銅市況が1万ドル割れとなったことを受けて、非鉄や商社も安い。
一方、ソフトバンクグループ(9984)は、エリオット・マネジメントが20億ドル超相当を保有し、ソフトバンクグループに150億ドル相当の自社株買い求めるとフィナンシャル・タイムズが報じたため買われた。
第一三共やロート製薬など医薬品は上昇。
マクセルは自社株買いの発表が好感された。
業種別下落率上位は保険、鉱業、鉄鋼、海運、非鉄で、上昇率上位は医薬品、不動産、情報通信、電力ガス、精密。(W)