ここ数年、定期的に処方薬を服用しているのですが、週明けなどは調剤薬局も混雑しており、30分以上待つこともしばしば。コロナ以降、待合室の椅子の間引きや、二次感染リスク回避から、外で待つ機会が増えたのですが、寒い季節や、雨の日などの悪天候時にはなかなかのストレスを感じていました。

そんな愚痴を薬剤師の友人にこぼしていると、電子お薬手帳アプリ「EPARKお薬手帳」(くすりの窓口、5592・G)を勧められました。アプリ内で希望の薬局を選択、処方箋の画像を撮影後、受け取り希望日時を指定するだけで予約が完了。あとは当日処方箋を持参すれば、薬が受け取れるとのこと。さっそく利用してみると、驚くほど簡単に予約することができ、受け付けからすぐに処方薬を受け取ることができました。

さらにかかりつけ薬局をアプリ内で自動連携すると、お薬手帳画面に処方された薬の情報が反映されるので、お薬手帳を持ち歩く必要もなく便利。その外にも、薬の飲み合わせチェック機能や、医療費控除のデータ出力機能、服用カレンダーや血圧登録などの健康管理機能など様々な機能が搭載されており、どれもシンプルな仕様で使いやすいので、アプリが苦手な両親にも勧めることができました。

全国約2万件の薬局での薬の受け取り予約を可能とし(3月時点)、累計利用者数が500万人を突破したEPARKお薬手帳。先月末にはLINE公式アカウント「くすりの窓口」を開設し、LINEミニアプリでの処方箋ネット受け付けサービスの提供を開始するくすりの窓口は、処方箋受け付けのチャネル拡大でさらなる利用層の拡大を図ることができるのか注目しています。