大引けの日経平均は19円安の3万8,683円、TOPIXは2ポイント安の2,755ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は954、下落銘柄数は634。出来高は13億4,640万株、売買代金は3兆4,623億円。
米国雇用統計の発表前で、日経平均は小反落となったが、プライム市場全体では上昇銘柄数の方が多い。
塩野義製薬(4507)はIR説明会の資料で、肥満症治療薬の第2相臨床試験速報について、ベースラインからの体重減少率(群平均)が5%を越えなかったと記載されていたため、失望され大幅安となった。
アドバンテストやニデックが安い。
トヨタは三菱UFJと三井住友が株式売却を検討と報じられた。
ジェネリック医薬品のサワイグループは中期経営計画の営業利益目標が楽観的という見方から大幅安となった。
一方、レーザーテックは、スコーピオン・キャピタルからの不正会計を疑うレポートに対して、「棚卸資産の会計処理」について説明し反論したため9日ぶりに反発した。
日東電工は大和証券が会社側の利益計画は保守的と見て、レーティングを引き上げたことで買われた。
業種別下落率上位は電力ガス、輸送用機器、証券、石油、陸運で、上昇率上位は非鉄、サービス、化学、海運、鉱業。(W)