6月10日の米国株式市場は反発。
イーライリリーは開発しているアルツハイマー病治療薬について、米食品医薬品局(FDA)スタッフは適用範囲を絞った承認を検討していると報じられたことで買われた。
ウォルマートはJPモルガンが投資判断を引き上げた。
ナスダックではエヌビディアが反発。1株を10株に株式分割したことで買い易くなったことやNYダウへの採用が期待されている。
一方、AMDはモルガン・スタンレーが投資判断を下げたことで売られた。
アップルは開発者会議を開催したが、織り込み済みで株価は下落した。
NYダウ工業平均は前日比69ドル(0.18%)高の38,868ドル。ナスダック総合指数は前日比59ポイント(0.35%)高の17,192。S&P500指数は前日比13ポイント(0.26%)高の5,360。
NYダウ採用銘柄はホームデポやウォルマート、アマゾンなどが買われ、アップルやビザ、ベライゾンなどが売られた。上昇は17銘柄、下落は13銘柄。