12時44分時点の日経平均は178円安の3万8,391円、TOPIXは16ポイント安の2,711ポイント。
株主総会は6月21日~27日に集中しており、翌日には配当支払いが期待でき、配当の再投資が日本株を支える可能性がある。
ただし、四半期末の5営業日は自社株買いが自粛される。
そして、7月8日に0.4兆円、10日に0.7兆円程度のETFによる分配金捻出の売りが見込まれている。
後場の日経平均は前引けに比べてやや下げ幅を縮めた。
三菱地所やSBIが売られ、フジクラと三井金属が安い。
ドリームインキュベータ(4310)が年初来安値を更新した。
一方、アドバンテストは堅調で、イビデンは6日続伸。
新紙幣が7月3日に発行されるが、6月19日に国立印刷局の工場で新たな紙幣の印刷など、準備の様子が報道陣に公開されたことを受けて、新紙幣関連の東芝テックが買われた。
業種別下落率上位は証券、不動産、非鉄、電力ガス、その他製品で、上昇は医薬品、空運、鉱業。(W)