9時10分時点の日経平均は51円高の3万8,690円、TOPIXは16ポイント高の2,742ポイント。
米国でミネアポリス連銀のカシュカリ総裁が、インフレ率を目標の2%へと引き下げるには1、2年かかる可能性が高いとの見解を示したため、金利が上昇し、エヌビディアなど半導体関連が売られた。
東証もソフトバンクグループやレーザーテック、アドバンテストが売られ、イビデンは7日ぶりに反落。
一方、米金利上昇を受けて、ドル買い円売りが進み、トヨタが反発し、三菱重工は4日続伸の始まり。米金利上昇で東京海上や第一生命も買われた。
円安メリットでキーエンスと太陽誘電、日本電波工業も高い。
セントラル硝子は炭化ケイ素(SiC)基板を製造する方法を開発したと報じられ買われた。
中外炉工業(1964)は岩井コスモ証券が全固体電池関連として注目し、新規に「A」と発表した。
業種別上昇率上位は海運、保険、証券、鉱業、石油で、下落業種はなし。(W)