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速報・市況2024年7月3日

☆[概況/大引け] 半導体関連と防衛関連、電子部品が高い

大引けの日経平均は506円高の4万580円、TOPIXは15ポイント高の2,872ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は981、下落銘柄数は616。出来高は16億9,035万株、売買代金は4兆3,443億円。
日経平均は4日続伸。前日のナスダックが最高値を更新したため、ディスコや東京エレクトロン、アドバンテストなどの半導体関連が買われたことが寄与した。
新紙幣の発行により、タンス預金があぶり出されるという期待も支援材料となった。
三菱重工やIHIなど防衛関連に対する物色が継続したが、トランプ再選となった場合、米国の負担を減らすために、日本に防衛費の増強を求めるだろうという見方が意識された。
村田製作所(6981)や太陽誘電といった電子部品株はゴールドマン・サックスが目標株価を引き上げた。
不動産開発の霞ヶ関キャピタルは好決算でストップ高。
日本冶金工業は大和証券がレーティングを「3」→「2」に引き上げた。
一方、保険株は反落。
NTTデータはルーマニア子会社が不正アクセスを受けたことで売られた。

業種別上昇率上位は機械、海運、ノンバンク、化学、電機で、下落率上位は石油、ゴム、鉱業、保険、銀行。(W)

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