10時0分時点の日経平均は144円高の4万724円、TOPIXは16ポイント高の2,888ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は981、下落銘柄数は575。出来高は5億2,742万株、売買代金は1兆3,353億円。
日経平均は一時4万861円(280円高)となったが、3月22日に付けた終値ベースの最高値(4万888円)の水準が上値抵抗線となり、上げ幅を縮めた。3月22日の取引時間中(ザラ場)高値は4万1,087円。
日経平均が今年2月22日に、1989年末に付けた最高値を突破した時に、TOPIXは最高値の2,884ポイント(1989年12月18日)を更新できなかった。
だが、本日は2,890ポイントまで上昇し、最高値を上回った。
アドバンテストと商船三井が買われ、日産(7201)とホンダは車載OSと呼ばれる車の制御を統合的に行うソフトウエアを新たに開発し、共通化する検討を進めていることが報じられ共に上昇した。
米国で6月のISM非製造業指数が4年ぶりの低水準となり、米国金利が低下したことを受け、金利の付かない資産である金の投資妙味が増すとみた買いが入り、NY金先物が反発したため、住友鉱山が高い。
霞ヶ関キャピタルは利食い売り。村田製作が一服となった。
業種別上昇率上位は非鉄、海運、不動産、輸送用機器、銀行で、下落率上位はその他製品、医薬品、倉庫運輸、水産農林、保険。(W)