9時10分時点の日経平均は246円高の4万1,032円、TOPIXは6ポイント高の2,874ポイント。
日経平均は反発。
日経新聞の集計で日本の主要半導体メーカー8社による2021年度~2029年度までの設備投資額が合計で5兆円規模と報じられたため、東京エレクトロンやSCREEN、KOKUSAI ELECTRICなどの半導体製造装置メーカーと検査装置のアドバンテストが買われている。
レゾナック(4004)は次世代半導体パッケージの研究開発コンソーシアム(共同事業体)を米シリコンバレーに立ち上げると発表したことで高い。日米の半導体材料・装置メーカーなど計10社が参画し、2025年の稼働を目指す。
米国でコーニングは生成AI(人工知能)向けの新たな光接続製品が好調で、4~6月期の業績見通しを引き上げたため買われた。その連想で古河電工が連れ高となった。
反面、三菱重工は利食い売りに押され、三菱UFJは行員がTOB(株式公開買付)情報を親族に漏らしたことで証券取引等監視委員会が行員の自宅に強制調査に入ったことで下落した。
川崎汽船は続落。
業種別上昇率上位は非鉄、電機、繊維、金属、化学で、下落率上位は海運、鉱業、輸送用機器、ゴム、不動産。(W)