7月18日のNYダウは7日ぶりに反落、ナスダックは続落。
NYダウは前日までの6連騰で、1,906ドル上昇し、最高値を更新していたため、利益確定の売りが出た。
JPモルガン・チェースやバンク・オブ・アメリカ、ゴールドマン・サックスなどの金融株が売られた。
スイスの医薬品メーカーのロシュが肥満症治療薬候補の初期治験で体重減少を示したため、競争激化懸念で、肥満症治療薬を手掛けるデンマークのノボ・ノルディスクと米国のイーライリリーは売られた。
住宅建設大手のDRホートンは4~6月期決算がアナリスト予想を上回ったことで買われた。
ナスダックではアップルやAMD、アマゾンが売られた。
エヌビディアは4日ぶりに反発。
一方、ブロードコムはオープンAI向けに人工知能(AI)用半導体を製造することを協議していると報じられ買われた。
メタ・プラットフォームズは、サングラスの有名ブランド「レイバン」を展開するフランスのエシロールルックスオティカとスマートグラス(眼鏡型端末)を共同開発しているが、エシロールの株式を5%取得することを検討していると報じられ、開発強化が期待され上昇した。
NYダウ工業平均は前日比533ドル(1.29%)安の40,665ドル。ナスダック総合指数は前日比125ポイント(0.70%)安の17,871。S&P500指数は前日比43ポイント(0.78%)安の5,544。
NYダウ採用銘柄はゴールドマン・サックス、JPモルガン・チェース、ボーイングなどが売られ、インテルとシェブロン、ベライゾンは値上がりとなった。上昇は3銘柄、下落は27銘柄。