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速報・市況2024年7月22日

☆[概況/大引け] トランプ再選確率低下予想で電機や防衛関連、海運が安い

大引けの日経平均は464円安の3万9,599円、TOPIXは33ポイント安の2,827ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は236、下落銘柄数は1,376。出来高は13億4,919万株、売買代金は3兆3,112億円。
バイデン大統領が選挙戦から撤退を表明した。
トランプ再選確率が低下するという見方から、トランプ減税恒久化が期待しにくくなり、米国株が下落する可能性があるという見方から、ディスコや太陽誘電などのハイテク株が売られた。
その他、トランプ候補が他国に軍事費の負担増強を求めていることで買われた経緯のある三菱重工を始めとした防衛関連も下落し、日立(6501)も防衛関連として下落した。
さらに、トランプ候補が返り咲いた場合、関税が引き上げられるので、その前に駆け込み需要が発生すると期待されていた海運株も下落した。
一方、JR九州は料金値上げ申請で採算改善が期待された。
アマゾンが処方薬のネット販売を目指すと報じられ、ウェルシアやコスモス薬品などが高い。

業種別下落率上位は精密、海運、電機、機械、鉱業で、上昇は陸運、水産農林、食品、紙パルプ。(W)

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