前引けの日経平均は77円高の3万9,676円、TOPIXは12ポイント高の2,840ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,225、下落銘柄数は359。出来高は7億1,346万株、売買代金は1兆7,669億円。
米国株反発を受けて、日経平均は朝方328円高の3万9,927円まで買われたが、買い一巡後は伸び悩んだ。
日本郵船は通期予想を上方修正したが、下期の増額が上期に比べて小さいため、再増額修正期待も意識され、買われ、他の海運株にも好影響をもたらした。
自民党の茂木幹事長が22日の講演で、日銀について「段階的な利上げの検討も含めて金融政策を正常化する方針をもっと明確に打ち出す必要がある」と語ったため、メガバンクも買われた。
世界最大級の航空機見本市、ファンボロー国際航空ショーが22日に英国で開幕し、26日まで開催される。航空機に関するニュースに期待して、航空機関連のジャムコ(7408)が高い。
反面、レーザーテックやキーエンス、ロームといったグロース株が売られた。
北海道電力が安い。
業種別上昇率上位は海運、銀行、ゴム、不動産、ノンバンクで、下落率上位は精密、電力ガス、鉱業、その他製品、電機。(W)