12時38分時点の日経平均は224円安の3万9,370円、TOPIXは16ポイント安の2,816ポイント。
SMBC日興証券はテクニカル分析のレポートで、7月11日の米国6月消費者物価の発表後、秋以降の米国利下げ観測が強まり、10 年米国債利回りは4.15%処のフシまで軟化したが、米国や日本、台湾などの株式市場では昨年来の上昇を牽引した半導体関連株が急反落し、主要株価指数もやや大きな反落が生じているため、昨年秋以降続いた「米国利下げ期待トレード」に転機が訪れている可能性があると解説した。
後場の日経平均は前引けに比べて下げ幅を拡大した。
ディスコやファーストリテイリング、テルモが売られ、キッコーマンが安い。
一方、ニデックは堅調。
ジェネリック医薬品のサワイグループ(4887)は9月にも増産準備に入ると報じられたことで買われている。
業種別下落率上位は電力ガス、海運、空運、水産農林、陸運で、上昇は精密、医薬品、輸送用機器。(W)