9時10分時点の日経平均は1,715円安の3万4,190円、TOPIXは132ポイント安の2,404ポイント。
週明けの日経平均は暴落が継続で始まった。
先週末の米国で、7月の雇用統計は非農業部門の雇用者数が市場予想を下回り、失業率は4.3％に上昇した。
FRBの元エコノミストのクローディア・サーム氏が提唱した直近3カ月間の平均失業率が過去1年の最低値を0.5ポイント上回れば、景気後退が始まった可能性が高いという経験則「サーム・ルール」に抵触した。
米国株が大幅続落となり、ハイテク株安に歯止めが掛からなかったため、週明けの東証は全面安の始まりで、売り気配で始まる銘柄が多い。
金利低下を受けて、銀行株が売られ、リスクマネーの縮小懸念で不動産株も安い。
景気敏感セクターの鉄鋼や自動車、非鉄も下落率上位。
一方、円高メリットのニトリが買われた。
NOK(7240)は業績上方修正が好感された。

業種別下落率上位は鉱業、銀行、不動産、非鉄、輸送用機器で、上昇業種はなし。（W）