TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/2時] 下げ幅を拡大。投げが投げを呼ぶ展開
速報・市況2024年8月5日

☆[概況/2時] 下げ幅を拡大。投げが投げを呼ぶ展開

2時6分時点の日経平均は3,362円安の3万2,579円、TOPIXは253ポイント安の2,283ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は21、下落銘柄数は1,621。出来高は27億9,893万株、売買代金は5兆5,134億円。
後場の日経平均は下げ幅を拡大し、3万3,000円を大きく下回った。
今年に入ってからの上げ幅を全て帳消しにしたが、追い証による売りが下げに拍車を掛けている模様。
みずほ証券では、いつ反発してもおかしくないが、今回の下落は米国株安、円高によるもので、大きな値幅で乱高下し、リバウンドしても再び下値模索になるなど不安定な状態が続くと予想。
9月から大統領選挙(11月5日)のある11月上旬にかけて米国株とドル円にらみで下値模索が一段と強まる場面があると述べ、10月から11月上旬にかけて3万1,000円から3万8,000円のレンジで推移し、年間安値を形成すると見ている。

質への逃避で債券が買われ、金利が低下しているため、保険株と銀行株の下げ幅が大きい。
景気悪化への不安から非鉄と商社、機械株も下落率上位。
物流施設やアパートメントホテルなどの開発を行っている霞ヶ関キャピタル(3498)はリスクマネーの縮小懸念で急落した。
会計システムのアバントグループは決算発表を受けて買われた。

業種別下落率上位は保険、銀行、証券、非鉄、鉱業。(W)

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