前引けの日経平均は1,073円高の3万7,800円、TOPIXは62ポイント高の2,663ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,477、下落銘柄数は151。出来高は9億8,518万株、売買代金は2兆5,952億円。
日経平均は1,000円を超える上げ幅となった。
前日の米国で7月の鉱工業生産は予想よりも弱かったが、小売売上高は予想を上回ったため、米国経済のソフトランディング期待が抱かれた。
みずほ証券では自民党総裁選は、茂木幹事長と小林鷹之前安保相の世代間対決になる可能性が高いと予想しており、小林氏が当選4回の49歳で総理・総裁になれば、自民党の刷新感が出ると解説している。
小泉進次郎元環境相については、環境相時代の実績が悪すぎると指摘。
本日の相場はディスコやアドバンテストが買われ、日立(6501)はみずほ証券による目標株価の引き上げが好感された。
フジクラが最高値を更新。
ブイ・テクノロジーは受注発表で大幅高となり、サンケン電気とUACJは旧村上ファンド出身者が設立した投資ファンド、エフィッシモ・キャピタルによる保有判明で上昇した。
一方、メドレーは勤続支援金の提供が禁止された場合の「ジョブメドレー」に対する悪影響が警戒され、年初来安値を更新した。
業種別上昇率上位は石油、電機、非鉄、鉱業、保険で下落業種はなし。(W)