9時11分時点の日経平均は130円高の3万8,341円、TOPIXは10ポイント高の2,682ポイント。
22日の米国株は反落したが、23日の日経平均は続伸の始まり。
ネット証券5社のNISA口座での7月の株式買付金額は2,610億円だった。
5月の2,523億円や6月の2,195億円を上回っており、下げ局面で積極的な押し目買いが行われた。
投信の買付も、7月は5,625億円と今年の中では1月の7,856億円に次ぐ規模となっており、個人投資家の買い意欲が支えとなっている模様。
キーエンスやリクルートが買われ、IHIはJPモルガンに続き、みずほ証券も投資判断を引き上げたため続伸となっている。
シャープ(6753)はソフトバンクが1千億円規模の出資を行う案が浮上していると報じられた。ソフトバンクはAI向けデータセンターの構築を目指してシャープ堺工場の一部を取得する交渉をしており、その過程で出資案が持ち上がった。
アシックスが堅調で、中外製薬が続伸。
一方、米国ハイテク株安を受けて、レーザーテックとアドバンテストは反落し、さくらインターネットをメルカリは利食い売りに押された。
業種別上昇率上位は海運、医薬品、ノンバンク、紙パルプ、金属で、下落は情報通信、空運。(W)